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風が変わった日

Hidero (Henry) SHIMADA
3月17日
読了時間: 2分

2026年2月9日


昨日(2026/02/08)の衆議院総選挙、自民党の大勝利と中道政権時代の終りを見せつけられた日だった。

これで、地政学>経済学・法学の時代となったなということがはっきりした。

新自由主義は滅び、経済のグローバル化は、SDGsと同じかそれ以下の位置づけになった感じがする。

時代の雰囲気が変わるというのはそういうことか・・・。

その「空気が一段階切り替わった感じ。」を受けた。

結果そのもの以上に、“何が前提として共有されなくなったか”がはっきり見えた日、という印象である。

• 経済合理性がまずあって、その上に外交・安全保障があるという順序がひっくり返って、

• 地政学が先に立ち、経済や法はその従属変数になる

そういう時代に本格的に入った、というサインだった日だ。

新自由主義やグローバル化は「失敗した」のではなくて、結局非常時に耐えられない思想だった、という評価に落ち着いた。

サプライチェーン、エネルギー、安全保障、人口…どれを取っても「市場に任せれば最適化される」という市場主義の物語がもう信じられない。

以前わたしは、国連のグレイテス氏を、17世紀の「ウエストファーレン時代の思想から、一歩も抜け出せない男だ。」と批判したが、それは近視眼的な見方だった。グローバルの観点があってこそのSDGsだけども、理想として否定されたというより、平時の余裕があるときの倫理、という棚に静かに戻された、そんな位置づけにおもえる。

そして「中道政権時代の終わり」

中道って、

• 価値観がそこそこ共有され

• 争点が配分や効率の話で済んでいた時代にだけ成立するものなので。

今はもう

「どの価値を守るか」、「誰を切り捨てるか」、という問いが前面に出てしまっている。

それは右左の問題というより、世界が“選択を迫るフェーズ”に入ったということなんだろう。

時代の雰囲気が変わる、というのは制度が変わる前に、「これを言っても変だと思われなくなる」、「これはもう前提じゃないよね。」、という空気が共有される

——その瞬間が来ることだと思う。

昨日は、まさにその日だった気がします。

少し寂しさもあり、でも同時に「やっと思想が現実に追いついた」という感覚もある。

そんな複雑な転換点だという気がする。

 
 
 

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